春のお彼岸とぼた餅

春のお彼岸に入り、道を歩いていても春の花が目につくようになりました。
お彼岸はそれぞれ春の「春分の日」と秋の「秋分の日」を中日として、その前後3日を加えた7日間を指します。
今年の春分の日は3月20日なので3月17日~3月23日までがお彼岸ということになりますね。

ぼたもち

お彼岸には「ぼた餅」または「おはぎ」を作って供え、食べる風習があります。
この風習は江戸時代に定着したと言われており、邪気を払うとされている小豆を食べる事で災難から身を守るといった意味があったそうです。
また昔は貴重であった砂糖を使ったぼた餅を供えることで、ご先祖様への感謝の気持ちをあらわしたのだとも。

ちなみに、ぼた餅とおはぎは実は同じお菓子。
春に食べる物を牡丹の花に見立ててぼた餅、秋に食べる物を萩の花に見立てておはぎというのだそうです。

ぼた餅にも粒あん、こしあん、きな粉やゴマ、青のりをまぶした物など色々ありますね。
皆様はどのぼた餅が好きですか?