秋のお彼岸と「おはぎ」の呼び名

「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われますが、まさにその通り。
昨夜からぐっと涼しくなり、秋の気配を感じるようになりました。
季節の変わり目ということもあり、しばらく気温差のある日々が続くのではないでしょうか。
皆さま体調にはどうぞお気をつけください。
今年の秋彼岸は9月20日から
明日からは秋のお彼岸。
お彼岸は春と秋の年2回あり、昼と夜の長さがほぼ同じになる「春分の日」「秋分の日」を中日として、前後3日間を合わせた7日間を指します。
この期間には、ご先祖様に感謝を伝える意味を込めてお墓参りをするご家庭も多いですね。
おはぎは季節によって呼び方が違う?
そんなお彼岸に欠かせないのが「おはぎ」です。
秋のお彼岸は“萩の花”に見立てて「おはぎ」と呼ばれ、春のお彼岸は“牡丹の花”に見立てて「ぼたもち」と呼ばれています。
名前は違っても、中身は同じ。
昔から季節ごとに親しまれてきた和菓子です。
実は、夏と冬にも別の呼び名があるそうです。
夏は「夜船(よるふね)」冬は「北窓(きたまど)」というのだとか。
どちらも言葉遊びで、おはぎは作る時にお餅のように音を立てて搗(つ)かないことから、
いつ搗いたのかわからない=つき知らず
夏は「着き知らず=いつ着いたか分からない夜の船=夜船」
冬は「月知らず=月の見えない北の窓=北窓」
と連想して呼ぶようになったそうです。
普段からなじみ深いおはぎにこんな呼び方があったなんて、びっくりですね。
まとめ

皆さま、おはぎは「あんこ派」でしょうか?それとも「きな粉派」?
どちらも優しい甘さともちもちの食感が、心をほっと和ませてくれる味わいです。
季節の変わり目、温かいお茶と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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